こんにちは。
のはやさいです。
今回はアブラナ科を好物とするキスジノミハムシの話をしていきたいと思います。
農業を始めて、大根や、小松菜、からし菜・キャベツなどのアブラナ科のお野菜を植えた所、発芽した途端何者かに食べられてしまって、悔しい思いをしたことが何度かあります。
そんなこんなで、近所の農家さんに相談を持ちかけた所、
「これ、キスジノミハムシだよ」っと
教えてくれました。
今回はこの憎き「キスジノミハムシ」についてお話をしていきたいと思います。
キスジノミハムシとは
キスジノミハムシとは、アブラナ科に寄生する害虫であります。
成虫は、野菜の葉を食害します。
見た目は、背中に2本の黄色い線があり、体調は3mm程度の小さな虫で、これでも、カブトムシやテントウムシの仲間にはいるそうです。
正直言って小さすぎて気づかないです。
名前の由来は、見た目と触るとノミのように跳ねることから
「キスジ ノミ ハムシ」
と名付けられました。
食害
キスジノミハムシがお野菜を食べると、複数の1~2mm程度の穴を葉っぱに空け、子葉の時期に食害を受けると、大ダメージです。
(本葉もやられると商品にならない…)
周年発生しますが、特に高温期に発生することが多く、アブラナ科野菜の連作や、5月~6月の梅雨時期に雨が少ないと多発することがあります。
その被害は、軟腐病の発生も助長する事があり注意が必要です。
防除方法
防除方法としましては、
- アブラナ科の連作は避ける
- 作付前に畑内外の雑草の防除を行い、圃場衛生に務める。
- 収穫された残渣は早めに処分する。
- 0.6mm目合以下の防虫ネットなどによる被覆栽培(浮きがけ)を行う。
ということで、
アブラナ科の植物を植えた時、いつの間にかに何者かに食べられてしまってしまった!
っということが有るのなら、キスジノミハムシの食害を疑ってみるのも有りでしょう。
それでは今日はこのへんで
‐のはやさい‐