こんにちは、りょです。
今回はカメラのレンズ沼の深いところにあると言われる、引き伸ばしレンズのお話をしていきたいと思います。
引き伸ばしレンズ
引き伸ばしレンズとは、フィルムを印画紙に焼き付けるときに使われる引き伸ばし機用のレンズの事ということで、解像性が高く、歪みなどの収差が少ないことが特徴です。しかしながら、ピントリングがなく、固定焦点のため、撮影用にミラーレスなどに取り付けると、ピントが合わない事があるので要注意です。またマウントもM39のライカL39マウントになります。実際にデジタルミラーレス機に取り付けるには少し工夫が必要です。
ミラーレス取り付け方法
今回、使用するミラレス機はSONYのα7ⅱというちょい古めの機種になりますが、その方法を紹介しようと思います。まず、引き伸ばしレンズには、フランジバックというミラーレス機のセンサー面からレンズ面のまでの距離が各引き伸ばしレンズで決まっています。その距離を出すことで、無限遠の撮影が可能になります。また、その距離を変えることでピントの調節が可能となります。とのことで今回使った機材を下記に記します。
- ミラーレス機 SONY α7ⅱ
- M42→Eマウント変換アダプタ ※アマゾンで購入
- ASAHI PENTAX BELLOWS UNIT (M42マウントのベローズ)※アマゾンで購入
- M42→M39 ※アマゾンで購入
- 引き伸ばしレンズ
写真のような感じになります。
このようにベローズでレンズを前後することでピントを合わせることが可能になります。
E-LUCKY 4 ELEMENT 100mm f4.5 作例
今回使った引き伸ばしレンズは、E-LUCKY 4 ELEMENT 100mm f4.5となります。この引き伸ばしレンズで撮影した写真を乗せていきたいと思います。
今回使用したベローズの長さでは、無限遠から割と近いマクロ撮影まで可能でした。
描写もくっきりはっきり鮮やかに写っています。
レンズ自体も引き伸ばし機用としてのレンズなので、1000円から5000円の間位では購入が出来ます。
そんなかんじで、沼の深いところからのお話でした。
それでは今日はこのへんで
さよなら