「沖縄って一年中あったかいよね?」
そう思っている人、多いかもしれません。
でも、実は沖縄にもちゃんと「春の訪れ」を感じる時期があるんです。
こんにちは、「のはやさい」の”りょ”です!
今は、二十四節気の「雨水(うすい)」の時期。
2025年の雨水入りは2月18日~3月4日。
この頃から寒さが和らぎ、雨が増えて、畑の植物たちもぐんぐん動き出します🌱✨
今日は、そんな「雨水」の時期の沖縄の気候と畑の変化についてお話しします。
そして、今日の農作業のメイン!島かぼちゃの定植についてもご紹介します🎃
🌧 「雨水(うすい)」とは?沖縄の春を告げる節気
「雨水(うすい)」とは、降るものが雪から雨に変わる頃を意味する二十四節気の一つ。
沖縄では雪は降りませんが、冬の冷たい空気が少しずつ和らぎ、春へと向かう大切な節目になります。
この時期の天気の特徴は、「三寒四温(さんかんしおん)」。
寒い日が3日続いたあと、暖かい日が4日続く…を繰り返しながら、春に向かっていきます。
沖縄の「雨水」の時期には、こんな言葉があります👇
💨 「ニンガチ・カジマーイ(二月風廻り)」とは?
旧暦の2月(ニンガチ)の頃、沖縄では「ニンガチ・カジマーイ(二月風廻り)」と呼ばれる強風の日があります。
この時期、西高東低の冬型の気圧配置がゆるみ、台湾付近に低気圧が発生。
その低気圧が沖縄を通過すると、急激に発達し、風の向きが次々と変わりながら大荒れの天気になります。
漁業関係者からは「台風に次ぐ荒れ日」と恐れられるほど。
でも、この天候の変化は農業にも大きな影響を与えます。
💨 ニンガチ・カジマーイが畑に与える影響とは?
この時期の強風や天気の変化は、畑の野菜たちにとって試練のとき。
「のはやさい」の畑がある読谷村渡具知でも、毎年この時期は作物を守る工夫が必要になります💪
🌪 ニンガチ・カジマーイの影響と対策
✔ 強風で苗が倒れる、葉が傷む → 風よけや支柱でガード!
✔ 急な雨で土が流れる、根が痛む → 水はけのよい畝(うね)づくりを徹底!
✔ 温度変化が激しく成長が不安定に → 根の力を強く!
特にこの時期植え付ける夏野菜(島かぼちゃやオクラ、ピーマンなど)は、まだ苗が小さいため、
強風で葉がちぎれたり、根がしっかり張る前に倒れてしまう危険も…!
そのため、「のはやさい」では、露地栽培の野菜を守るために風よけを設置し、根の成長をサポートしています🌱✨
沖縄の気候とうまく付き合いながら、自然の力を活かして育てる。
それが、のはやさいの農業スタイルです💚
🔧 今日の畑作業|液肥のタンク設置&島かぼちゃの定植!
💧 液肥タンクの設置!栄養たっぷりの水を畑へ
今日は、水道に液肥を混入するタンクを設置しました!
植物が健康に育つには、水と一緒に適切な栄養を届けることが大切。
このタンクを使えば、野菜たちにちょうどいい量の栄養を、ムラなく届けることができるんです💡✨
雨水の影響で土が柔らかくなっている今、しっかりとした栄養を届けて、野菜たちの成長をサポートしていきます!
🎃 島かぼちゃの定植!沖縄伝統の甘くてホクホクなカボチャ
そして今日は、「島かぼちゃ」の定植(苗の植え付け)を行います!
沖縄で昔から愛されている島かぼちゃ。
🌱 島かぼちゃのおすすめの食べ方👇
✔ 煮物:ダシを吸って甘みが引き立つ!
✔ スープ:ポタージュにするとまろやか&コク深い味わいに!
✔ 天ぷら:外はカリッ、中はホクホク!おやつ感覚でも◎
この「島かぼちゃ」を、読谷村渡具知の畑でじっくり育て、ゆんた市場やちゃんぷる~市場へお届けする予定です!
しっかり根付いて、大きく育ってくれますように…✨
🐞 次の節気「啓蟄(けいちつ)」とは?虫たちが目覚める季節へ
次の二十四節気は「啓蟄(けいちつ)」(2025年は3月5日~3月19日)。
「啓」=ひらく、「蟄」=土の中にこもる虫。
つまり、冬の間眠っていた虫たちが動き出す時期です🐞
沖縄では、気温が上がり始めるこの頃から、
畑にも小さな生き物たちの姿が増えてきます。
🌱 さいごに…雨水の恵みを受けながら、春の準備へ!
「雨水」に入り、いよいよ沖縄の春の準備が始まります!
これからも、読谷村渡具知の畑で育つ野菜たちの成長を、みなさんにお届けしていきます✨
🌱 「のはやさい」の最新情報はこちら! 👉 https://nohayasai.com/
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